植木撤去、石貼り、お墓磨き直し等のリフォーム工事。都立八柱霊園
ホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。武蔵石材店の井岡進と申します。都立八柱霊園にて、植木撤去、石貼り、お墓磨き直し等のリフォーム工事をさせていただきましたので、ご紹介いたします。
都立八柱霊園 リフォーム(植木撤去、石貼り、お墓磨き直し等)
八柱霊園にお墓をお持ちの方が、お墓についてご相談でご来店くださいました。植木がたくさんあるので、掃除が大変で・・・とおっしゃっていましたので、現地でご一緒に確認させていただきました。
こちらがご相談のお墓です。16㎡ととても広い敷地内に、想像以上にたくさんの植木があります。そのうち何本かはかなり大きく成長しています。また、墓地内に雑草が生えることにもお悩みでした。
植木があるお墓は多いですが、管理が大変だというご相談も多いです。落ち葉のお掃除も大変ですし、お墓の植木は大きくなると、根の影響で石を動かしてしまうこともあります。お客様は、植木を根から撤去して、雑草が生えないようにしたいとご希望でした。
お墓の雑草対策としては、石貼りをする方法や、草止めのコンクリートを打って砂利を敷く方法、コンクリートを打って表面を左官仕上げする方法のほか、固まる土を施工する方法などがあります。費用の面では石貼りが一番かかりますが、耐久性はかなり高いです。コンクリート+砂利敷き、コンクリート左官仕上げはよくご依頼いただく方法です。固まる土は、「コンクリートでお墓を埋めてしまいたくない」という方にもお勧めできます。今回のお客様はご予算面よりも、根からきれいに植木を取り除くことや耐久性を重視されて、石貼りをご希望になりました。
工事完了後です。とてもすっきりしています! 以前よりもお墓が広く感じられるようです。
墓石本体は、この機会に工場で磨き直しをさせていただきました。長い間の汚れが溜まっていましたが、磨き直して新品のようなきれいな状態を取り戻しました。墓誌は、もともと彫刻されていた文字が少し大きめで、たくさんのご家族のお名前を彫刻することができないので彫り直してほしいとご希望があり、こちらも表面を削って磨き、彫刻し直しました。また、たくさんのご親類様がお参りにお越しになってもお花を供えられるように、予備の花立もご用意しました。
お墓の右側です。墓誌や自然石の水鉢などを一旦取り外し、大きな樹木を抜いて、砕石を入れて転圧して地盤を固め、石貼りを行いました。
左側も同様の方法で石貼りしています。灯篭やベンチも一旦取り外して洗浄し、再据え付けしました。植木が大きくなってベンチも座りづらい状況でしたが、すっきりして快適です。
お墓を石貼りにすると、雑草が生えないだけでなく、ごみや落ち葉もほうきで掃いてお掃除することができますので、お手入れがとても楽です。見た目にもとてもきれいで、明るくすっきりして見えます。
拝石の両脇には、砂利を敷いたスペースを設けています。こちらは60年近く経ったお墓で、拝石が少し埋まってしまっている状態でした。ぎりぎりまで石貼りをしてしまうと拝石を開けられなくなってしまいますので、ここはあえて砂利を敷いて仕上げました。黒い砂利石がワンポイントになっています。
大きな植木があった左奥も、とてもすっきりしました! お墓の後ろの塔婆立ての下も石貼りをしています。
石貼りは、一見完全なフラットに見えますが、表面に水が溜まらないよう、わずかに傾斜を付けて貼っていきます。今回のお墓は外柵の羽目石の下に水が通る部分がありましたので、外側に向かって傾斜を付けて行いました。
お墓中央の既存の石貼り部分は一旦取り外しています。手前の階段部分はそのままで、新しい石貼りの水傾斜と調整しながら再度貼り付けました。
お客様は、「見違えるようになったね!」ととても驚かれて、喜んでくださいました。植木がなくなってスッキリすると、こんなに広いお墓だったんだなと実感しますね^^ このたびは当社にご相談いただきまして、ありがとうございました。
お墓に関するご相談で、「植木の管理が大変」「雑草がたくさん生えてきて困っている」という内容は多いです。植木はお手入れしながら楽しむこともできますが、大きくなりすぎてしまうと根の影響なども心配です。雑草対策は特によくいただくご相談ですが、今回ご紹介したように、石貼りやコンクリート+砂利敷、左官仕上げ、固まる土など、費用や耐久性などの違いで色々な方法があります。ご希望やご予算に応じた工事が可能ですので、お一人で悩まれる前に、まずはお気軽にご相談ください。