雑司ヶ谷霊園で墓地返還工事、墓じまいをしてきました
雑司ヶ谷霊園で墓地返還工事、墓じまいをしてきました
雑司ヶ谷霊園で墓地返還工事をしました。
最近「墓じまい」という言葉が出来るほど多くなりました。
特に都営霊園は返還を基本方針として進めているので、都営霊園で多いです。
返還すると合葬に入れてくれるし、多少割引などサービスがあるのです。
石原都知事の時に青山霊園を販売するようになり、高額で話題になりましたが、
ドル箱となったのでしょうか。
園内はどんどん綺麗に整備されるようになりましたが。
都としては出費なく返還され整備が出来て、
再募集で収入が出来て、整備してまた綺麗になってといい事だらけなのでしょう。
ただ、一等地で永代使用権を持っているのですから、
遠い親戚、殆ど他人でも、継承していく方がいい気もしますが。
お墓もまた一つ、時代と共に変わっていく時なのでしょうか。
で、
工事を進めます。
墓石を撤去し、お骨を出します。
ここで火葬の埋葬だけですと、納骨室を撤去して更地として終わりです。
が、土葬が1体あるお墓。
出てくればいいのですが、出てこない場合は、土に帰ったと確実にわかる深さ。
2mまで掘らなくてはいけません。
掘削機が入る場所ですといいのですが、2m掘れる掘削機はかなり大きいです。
今回は人力で。
掘って掘って。
スコップでは上がらなくなってバケツでかき出して。
職員さんを呼んで2mの確認。実際は2m以上、20㎝多く掘りました。
横も広げて探しましたが結局見つからず。
後日、土を火葬してもらいます。
ですが、無事、返還工事終了出来てよかったです。
土葬の古骨を火葬してもらいました
先日の雑司ヶ谷霊園の土葬ですが、出てきませんでした。
この場合、土を持って行って焼いてもらいます。
土を焼くことに実質的な意味はありませんが、
火葬場で火葬したと言う証明を貰えます。
混んでいるとかで古骨は朝一、9時に火葬との事で予約して町屋斎場へ。
到着して炉の前で係りの人と話している間に、続々と棺桶。
さすがに圧倒されました。
15分程で焼けて証明を貰って。
これで土葬から火葬になり、埋葬できます。